|
|
| 聴 法 録 170 |
聴法録170-1
困苦は神意を妨げず
汝の不幸は、神(真実の生命)に近づく契機である。この機を利用して神(真実の生命)は汝に永久の幸福を与える。
「神(真実の生命)は愛するものに苦難を与える」という諺は、実に善い言葉だ。この諺を信じる者のためには幸福だといえよう。
怜悧な人は、老年に及ぶと、三十才の時に為した仕事の百分の一も出来ないことを感じるが、三十才の時には小児時代の事実を回願して、その真意を見極めようとはしない。神(真実の生命)に奉仕するためには、健全であろうと病気であろうと、或は老衰して身体の自由を失っていようと、五十貫目の重量を片手で持ち上げる力があろうと、やっと自分の頭を動かすだけの力しかなかろうと、何等の変りもない。然し、肉に奉仕しようとするなら、健康も腕力も必要である。人々よ。汝らの生涯を世の幸福を得るために用いず、天の父えの奉仕に供えよ。斯くして、この世が幸福であろうと、不幸であろうと、少しも意に介す必要がなくなろう。
この世のことは、総て神(真実の生命)の意志によって行はれることを知れ。そして、神(真実の生命)の意志は、常に善であることを記憶せよ。これを固く信じるなら、世の中に恐ろしいものはなくなり、その生涯は幸福で満ち溢れよう。
|
|
|