聴  法  録  303

聴法録303-1
宗教的教化は、教育の基礎である。

神を信じているこれ等いとしき者達の誰かを誘惑してゆく奴は、その首に砥石をかけ
深い海底に沈めてしまった方がいい。誘惑の世界は悲しい。しかし誘惑をきり抜けてゆくことが必要である。が、その身から誘惑を持ちきたす人間にはただ悲しみあれ。

通常、両親たちは自分の子供たちをただ彼等が、たとえ腐敗していても現世に適応するように教育するものである。しか世の両親たちは、子供たちをもっとよく即ち未来の人類のよりよき状態を作り得るような道に於いて、教育するべきである。

教育の真実の目的は、人々に善事を為すように強いることではなく、人々をして善事を為すことの中に喜びを見出さしめることである、人々を清浄であらしめるだけではなく、人々をして清浄を愛せしめることである。正義を守らせるだけでなく
正義に対して餓渇せしめることである。

宗教的教化は、教育の基礎である。しかしながら私達現代の宗教の世界に於いては、それは真剣に教えられといるように装われているだけで、誰も信じようとはしない。子供は鋭い透視力を持ってみるものである。そして教えられているものだけでなく、教えている人をも信じようとはしない。