聴  法  録  331

聴法録331-1
神の法則を成し遂げることが、人生の本質であるのだ。

不幸ーー特に死と苦痛とは、人が自分の肉体的な動物的な本体の法則を、人生の法則だと考えている時にのみ現れるものである。人間でありながら、動物の流域へ落ち込んだ時にのみ、人は死と苦痛とを見るのだ。死と苦痛とは、案山子のように、あらゆる方面から彼を脅かしそして彼の前に開かれている唯一の道え彼を追い込むだろう。その道とは、智の法則に従いそして愛の中に表わされるところうの人間の生活である。死と苦痛そのものは、人間にとって人生の法則に対する違反であるにすぎない。まことの法則に従って生きている人にとっては、死もないし苦痛もないのだ。

神の掟は、あらゆる宗派の教えによって、暗まされていなかったら自分自身の認識によって知ることが出来る。そしてその掟を人生の中に適用しようとする試みによって、知ることが出来る。私達に何物も破り難い幸福を与える掟が命ずるすべてのそれ等の事は、まことの掟が要求する所のものである。