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| 聴 法 録 478 |
聴法録478-1
「我」という心と、幸福。
神の摂理を自己のみに願うのは、甚しい間違いだ。これを、全世界の人類たちに良かれと願うならば、自己の幸福を願はずとも、幸福は与えられるであろう。
「お前は誰だ」問う人あれば、私は、「私じゃ」と答えよう。この答えは、私だけがするのではなく、誰もそう答えるであろう。人が皆「我」と答えるなら、総ての人は、一つの「我」になる。従って、総てにおける「我」は一つであると言えよう。実際、宇宙に「我」は一つしかないのである。
神は、すべての人のうちに在るが、すべての人は、これを知っているであろうか。
自己のみの幸福を希望する者は、他人の不幸を希望することが出来る。自分の家族だけに幸福を願うものは、他人の家族の不幸を願うことが出来る。同じ民族のみの幸福を祈るものは、他の民族の不幸を祈ることが出来る。だが、すべての人の幸福を希望する者は、何人にも不幸を希望しない。
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