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| 聴 法 録 479 |
聴法録479-1
内在する真実のいのちと真理
実を結ぶと花は散る。汝の精神の成長が始まると、弱点が消えうせる。地下の穴の千年の闇黒も、一たび光が射し込むと、明るくなる。汝の内在する真実のいのちは此の穴に似ている。汝の内在する真実のいのちに、一たび神の意志が入ると、内在する真実のいのちが輝き始める。
真理を知る者は、真情を傾けて隣人を愛する。これは、愛が物質的利益を与えるからではなく、真の喜びを人に与えるからだ。
絶対に過失なく、まったくの無罪であることは、人力の到底及ぶところでない。然し、年毎に、月毎に、日毎に、過失が少なく罪が少ないように努めることは出来る。これに思念することは、私達の義である。こういう生涯に於いてのみ、人間には真の喜びがある。
幼児は動物のようだ。だから、大人のような生活は送れない。彼等は、互いに矛盾する心を持っている。総てのものを選ばずに取り込んで自分のものにしたい希望と無造作に他人に与えてしまう心と、とどめがたい復讐心と、押さえきれない寛恕の心とを持っている。彼等は、教えられたことを信じてはいるが、自分が考えたことも躊躇なく行ってしまう。この二つのものの本質は、全く相違するものであり、年を経るに随って、その矛盾が明らかになる。一は精神的な要求であり他は肉的の要求である。人間が、この精神的要求に重点を置き、その厳しい姿に恐れずに馴染んで、肉の要求を避けるようにすれば、真の幸福が未到出来る。
終了
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