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| 聴 法 録 51 |
聴法録51-1
我々が生きておられるのは、空気があるからだ。空気を吸って生きているのだが、空気があるだけでは生きておれない。空気を吸ったり吐いたりする仕掛けがこっちになければ、人間は生きてはおれないのだ。空気は人間が作ったか。生まれる前からあるのだ。
吐いたり吸ったりする仕掛けは、人間が作ったか、親は産んだだけで、親が作ったわけではない。これは人間を超えたはたらきと言うか、‥‥これを真実のいのちのはたらきと、こう申しますけれども、人間を超えた世界から、そういう空気を与えられ、空気を吸ったり吐いたりする仕掛けも与えられている。
その与えられていることを、回向と言うのですけれども、この真実いのちのはたらきによって、...そういう人間を超えたはたらきを真実のいのちのはたらきと呼ぶわけですけれども、この人間を超えたはたらきによって、人間は生かされて生きているのです。
太陽でも、月でも、星でも、山でも、川でも、植物でも、虫けらでも、それら一切のものがないと、人間は生きているわけにいかない。人間だけで生きようとしても、それはできないのです。人間が生きるのには、宇宙に存在する一切のものが、そのままないと、生きておれないのです。
「私たち一人ひとりを生かすために、太陽が出ているのです。そんなことを思ったこともない。太陽は勝手に出ていると思っている。もう少し遅く出れば、朝起きるのが遅くて済むのに位に思っているだろうけれども、太陽が東から出て西へ沈む、それを毎日繰り返しているおかげで、米や野菜が育ち、我々の食物が育つので、それで我々は生きられるのです。
だから太陽が、あなた方一人を生かそうとして出てるのです。それから空気もあなた方一人を生かそうとして、空気があるのです。それから雨も風もあなた方一人を生かそうとして、雨も風も吹いている。つまり全宇宙が、全協力を挙げて瞬時も休まず働き続けているからこそ、我々は生きておれるのです。生かされて生きているのです。だから、あなた方一人自分で生きておられるのではないのです。宇宙中が、一人を生かそうとして骨折り続けておられるのです。
それほど宇宙が全力を挙げて、あなた一人を生かそうとしているほど、あなた方一人ひとりのいのちは尊いのです。全宇宙が協力しているのだから、それほど、あなた方一人のいのちは尊いのです。」
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