|
|
| 聴 法 録 70 |
聴法録70-1
「空」というもの(相)は、ただ、「真実のいのち」に従う。
そして「真実のいのち」が物を為し、それはただぼんやりしていて、捉えどころがない。しかし、その中にべてのかすかで微妙なもののかたちがある。それもまた、捉えどころが無くぼんやりしたものである。その中に物があり、深遠でくらい。
その中に精(生命の根源、霊気、エネルギー)がある。
その精は自然のままであり、その中に信じるに足るあかしがある過去より今に至るまで、その「真実のいのちのはたらき」は絶えることは無く、万物を治めている。
私は何をもって、万物の状態を知るかと言えば、
この「真実のいのちのはたらき」を以って知るのである。
|
聴法録70-2
宇宙そのものも、又、この世の森羅万象悉く、その始まりの時は、
眼にも見えず、耳にも聞こえないところから、何物かが動き始めている。
総ての元を為す大自然の精、いのちのエネルギーとも言えるでしょうか、その真のあかしに触れた人々の述べる事は、表現は異なっていても、その全体に流れるものは同じである。しかし、真実とそこに入り込んだ妄想との境界には充分気を付けたいものである
我欲が消えていない宗教の教祖の述べる事には、この妄想が多く入り込んでいる。いや、頭で得た知識によるものでしかない故に、思考による解釈になってしまうと言った方が正解かも知れない。
|
|
|