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              聴  法  録  80

聴法録80-1

真実なる道、道理を以って、世の中に向かうのに真実の道理を以って進む。そうすれば、進んで何らかの害をなす事も受けることも無く、常に心は安穏でいられる。

耳を楽しませる音楽や舌を楽しませる食べ物には、通りがかりの人も立ち止まる。しかし、道と言うものを口で(言葉として)いろいろ話しても、それは面白くも無く、趣も無い故に、之を見ても、見るに値するというようなものではなく、又、之を聞いて満たされるようなものでもない。

真実のいのちと言うものは、その働き(道理)を知って、それを用いて(働かせて)こそ、尽きる事の無い働きを顕すものなのである
人生を生き抜く、或は、旅するにおいて、このような道理を見据えて事に当たることが可能ならば、その働きは、人生を安穏をもたらしてくれる事だろう。